あなたは、人生の岐路に立ったとき、どの方向に進んだら良いか迷ったことはありませんか?そんなとき、自分がどんな人間なのか全然分からなくなってしまったこともあったかもしれません。

あれは新卒で働いていた企業を退職し、フリーランスになったころのこと。私の4回目の迷子経験をお話しします。

何を軸にして生きる?

新卒の企業を退職したのは2020年11月。精神を回復させつつ、無理のない範囲でライターをしていました。そして、大学時代をほぼ過ごした長野市に戻ることを決めました。その後、個別指導塾の事務バイトも始めました。そして、これからどう生きるか、何を軸にして生きるのかを模索し始めました。

何を軸にして生きるのか これが迷子の要因でした。

フリーランスには変わりありませんが、軸がなく、何かを興すことすらできない状態だったのです。何かを興したいのに、自分にできることは何なのか?と...

ブレないものって何?

私が迷子になったのは、自分にとってブレないものが何か、分からなかったからです。これから先、半永久的にブレないものは何か。それを決めないと、自分に甘く計画性がなく、目標に向けて長期で努力した経験がない性格上、この先やっていけないと思ったからです。

そんなブレないものを探し続けた結果たどり着いたのが「sharing love 探究者」でした。

ずっとできること

愛とは何か、愛をわかちあうことってどういうことか問い続けること。問い続けながら、日々の中で愛の存在に気づけるように、そして愛をわかちあう瞬間を発見したい。そんな素敵な瞬間がもっと増えて、近しい大切な人たちやこれを読んでくれている人たちが、愛って何だろうと向き合うこと。どこかで繋がって一緒に愛について対話すること。そして、各自の中にある愛に気づき、他者の愛に気づき、もっと愛について意識することが、どうしたら実現できるのか。

そんなぐるぐるしたことを考え続ける、問い続けることだったら、ずっとできるんじゃないかって思いました。

これを書いている今も、私は愛に向き合い続けていますし、「sharing love 探究者」という軸に基づいて、いろいろな場所でいろいろなものに関わり生きています。

やっとここまで来た!という感覚はありますが、私もまた迷子になるかもしれません。明日かもしれないし、1週間後かもしれないし、1ヶ月後かもしれないし、1年後、10年後、50年後かもしれません。

迷子になってもいいから。またそこから抜け出す日がきっとやってくると信じてほしい。人生の迷子になったとき、この迷子センターが、一時的な避難場所になれたら幸いです。